母乳バンク訪問
- SATOKO
- 8月24日
- 読了時間: 2分
こんにちは、penaの坂上です😊
先日、神奈川県の首藤副知事と各庁ご担当者様、西村県議、織田県議と総勢10名で日本財団母乳バンクを訪問いたしました✨

今回は日本の母乳バンクの設立と普及に尽力されている小児科医の水野先生にもご同席いただき、約2時間に渡る熱い意見交換会をさせていただきました。

1,500g未満の極低出生体重児で生まれたリトルベビーは、様々な機能が未熟な状態で生まれてきます。
母乳は薬のように病気から守ってくれるため、ママから母乳を受け取ることができない場合、ドナーミルクの使用が勧められています。
リトルベビーの命を守ることはもちろん、病気から守ることで、入院日数の減少、使用する医療機器の削減や人手不足の解消など、様々な社会的資源にもリーチするそうです😌
また、1,500g未満で生まれたリトルベビーだけではなく、正期産で産まれ心疾患などの合併症でNICUに入院中の赤ちゃんにも、ドナーミルクの使用を勧めていると教えていただきました👶

必要とするすべての赤ちゃんへの安定供給に向け、神奈川県ができることを議論いただいていることがとても嬉しく、母乳が出ず不安な日々を過ごしていた出産当時を思い出しながら話を聞いていました。
そして、水野先生がお話された「赤ちゃんひとりひとりの命が花開くために」というお言葉に胸が熱くなりました🥺
母乳バンクには、ドナーとなったママやドナーミルクを使用されたママからのメッセージが展示されていて、赤ちゃんの命を支えるためのあたたかい想いに触れることができます。
神奈川県でドナー登録ができる施設は現在9ヶ所。
母乳の提供には事前に問診や血液検査が必要ですが、出産後の身体で遠方に行くのはハードルが高く、気軽に登録できる環境ではありません。
また、母乳が出る期間が限られているため、常に新しいドナーが必要です。
ドナーミルクの使用が輸血と同じように当たり前になるように、引き続きpenaも写真展や自治体訪問時に声を届けていきます‼️
皆様も、ぜひ母乳バンクの普及啓発にお力を貸していただけると嬉しいです😊
※母乳バンクに関する過去のレポ等はプロフィールのハイライトからお読みいただけます。ぜひお読みくださいね!
<NPO法人pena>
2500g未満で生まれたリトルベビーと
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